星海活動日誌.2020/4/20

（顧問です。ひと月前に出すはずの日誌を私がチェックするのを忘れていて今出すことになって申し訳なさを感じます。星海さん本人も納得いかない書き直すといいながら端末と向き合っていたのですが……。出さないままでいるのも良くないということになり。この状態で出すことになりました。）

校庭の桜が散っていた。あまり出歩く事もなく、それに気づいたのは部室に忘れ物を取りに行った時だった。

新学期を迎えたのに全くもって日誌を書かなかったら顧問に圧をかけられたので渋々日誌に向かっているところだ。

 

　この年度初の日誌なので、部の活動について少し書こうと思う。

この部は、文芸部だった。

過去形の理由。私が入学した年、部員が居なくなり他に入部希望もおらずほぼ廃部の部活に私が収まった形である。と言っても活動人数が不足しているため非公認サークル扱い。

サークルの名前はまだ無い。なので暫定文芸部と現在は呼称されている。

「そのまま文芸部を名乗れば良いのでは？」

大抵の人はそう思うだろう。だが私は少し幅を広げて、ご飯、ゲーム、心動かされるものに触れていきたいなと思う。

料理もしたい、手芸もしたい、カメラもやってみたい.……青春を欲張っていきたいんだなと。

イマドキな言葉で言えば、『エモさ』

エモさを追い求める乙女になりたい！

なので文芸部と名乗ると認識に多少の齟齬があるのだ。

 

自分にキャッチコピーをつけるならば『ゆるふわ青春ガール』

 

そういう風に私はなりたい。